『小麦粉なんて作らない!』を徹底レビュー!

1 あらすじ
2 キャスト・スタッフ
3 基本情報
4 レビュー


1 小麦粉なんて作らない!のあらすじ


朱美の祖母は小麦農家だった。高校2年生の美濃朱美は夏休みの間に祖母の家に行くことになった。
最初の1週間は祖母の家でぐーたら過ごしていたが、その後、祖母が体調を崩し、農業の手伝いをすることに。
渋々作業をする朱美に、同い年で手伝いにきてくれていたケンタが文句を言ったことがきっかけで2人は犬猿の仲になった。
しかし、ある日を境に2人の距離がどんどん縮まる


2小麦粉なんて作らない!のキャスト・スタッフ


監督:夏丸みかん
俳優:森見シャイン(小森朱美)、岩神正義(松田ケンタ)、渋木きな子(小森しずえ)


3小麦粉なんて作らない!の基本情報


放送日/公開日

2013.07.03~2013.09.01

制作・配給

komugi

日本

時間

1本180分


4 小麦粉なんて作らない!のレビュー


見た瞬間青春の風が通り抜けた
感想はひとこと『青春』
 この作品を表すならば「青春」のひとことに限られるネ。
映像の作りも青春、セリフも青春。高校2年生という1番切なく若い時期を色鮮やかに描いている作品なのネ。
 
王道のラブストーリーだけども胸のキュンキュンが鳴り止むことはないネ。
ケンタの不器用な愛情表現と朱美のツンデレ加減にこちらも照れてしまうヨ。
 
もちろんラブストーリー特有のもどかしい感覚があり、少し焦ったさにハンカチを噛みそうになったケド、その感情がどうでもよくなるくらい2人の表情、演技に胸がキュンキュンして、もどかしい恋愛ものが苦手かもという人も安心して欲しい作品ネ。
 
 
 
顔の良さは正義
 主演の2人の顔が良すぎるヨ。
顔面偏差値エベレスト級かなと思うほど、2人の顔が良すぎて鼻血が出そうだったネ。
 
脚本が良い作品は評価が良く、ヒットするケド、この作品は脚本は至って普通の王道ストーリーになのにヒットしてるヨ。
俳優の顔面が良すぎるからダネ。顔面強いネ。すごいネ。最強ネ。
 
美しいものから目が離せないのは人間の性なのだと改めて痛感したヨ。
私はあまり俳優に詳しくないケド、今作に出ている俳優の顔面が良すぎて映画が終わった瞬間に即検索をしたヨ。
 
そして、月額300円の会員になってしまったネ。
もう指が止まらなかったんダヨ。
これまでオシとかファンとかよく分からなかったが初めてわかった気がした作品だったヨ。
 
 
2人の距離と小麦粉の風
 小麦畑の綺麗さがこの作品でよりアクセントになっているネ。
健康そうな2人の肌と麦わら帽子を被った姿、そして小麦畑。
そのコントラストに思わず目を奪われてしまったヨ。
 
畑や田舎感のある映像は幼少期を彷彿とさせ、幼き頃の自分の「青春」の故郷を思い出してしまって涙涙ネ。
社会も人生の辛さも何も知らない、守られていた幼少期だったネ。
 
純粋無垢な気持ちで自然と戯れ、今では歪み嫌う虫をも友として迎え入れていたあの頃の自分と朱美とケンタの姿を重ね合わせていたネ。
きっとこれも映画を見てて青春だと感じた要因の1つダネ。
 
幼少期アタシのような経験がなくとも、そういった雰囲気を違う作品を通して触れ、憧れを抱いていた人もいると思うネ。
そうした人は確かに実体験はなくとも違う作品を見ていた頃の自分を思い起こすことになるダネ。
 
 ひとこと青春といっても、映像作品としての青春と観客一人一人が持つ青春の2種類を感じることができるという極めて良い作品だと感じたヨ。
 
「映像を見たら青春の風が通り抜けた」という感覚を是非とも見て感じてほしい作品ネ。
 
 

著:馬事とうふ